「英語は上達しやすいといわれても、何を使って勉強すればいいのかわからないよ、、、」
「クニショーが実際に使っていた参考書や問題集を知りたい!」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
皆さんこんにちは。クニショーです。今回は参考書の話です。やはり参考書にもわかりやすいものとそうでないものがあり、前者で学んだほうが効率がいいのはおわかりいただけると思います。
そこで今回は私が使っていて皆さんに自信をもってお勧めできる参考書を紹介したいと思います。
自分が実際に使っていて、かなり救われたものばかりですので、あなたにもきっと役立つものばかりです。ぜひ、ご期待ください。
1必携英単語LEAP 竹岡広信著
私が初めに使っていた単語帳です。高校で配られたものですが、長文問題を解く際にカギとなる単語が数多く含まれており、特に和訳問題で大きな恩恵を受けました。
私の実体験ですが、2次試験本番の長文問題の中でheavensというフレーズが文中にでて、そこを和訳せよ、という問題が出題されました。
これがまさにLEAPで出てきたものだったのです。(ちなみにこれは「空」という意味です。)初めて問題として出てきたフレーズだったことから試験中に少々感動したことを覚えています。Heavens?複数の天国?などと悩んでしまっていてはいけません。こうした知識の積み重ねが高得点の秘訣なのです。
これ以外にも読解問題で、文章の理解を大きく手助けしてくれたことから解答にかかる時間が削減でき、悩むべき問題でしっかりと時間を使うことができました。
この単語帳はすべての分野で出やすい単語を網羅的に掲載しており、オールラウンダーな抜け目のない単語帳で、基本はこれで完結するといえます。
4つのPartからなる構成で、Part1、2ではwriting とspeaking、Part3、4でreadingとspeakingでよく出てくる、または使えるようにするべき単語が、例文や関連語、熟語など様々な形で紹介されており、非常に記憶に残りやすく、1つの単語からより多くを学ぶことのできる作りになっています。実際私の学校のテストでは、この単語帳を少なくとも15周はしました。(何度もやっていくといやでも覚えていくので、成長を実感できて楽しかったです。)
2ドラゴンイングリッシュ基本英文100 竹岡広信著
私は初めの頃は英作文をどこか億劫に感じていました。
なぜなら、自分が使う英作文の、確固たる型を持っていなかったからです。
あなたの問題集のすみっこに申し訳なさそうにいる2~3問程度の英作文しかやらず、受験本番を迎え、「英作文は運ゲーだ」だの「英作文は時間がかかるから捨てて、長文問題を重点的にやろう」と試験に向かう、それほどにもったいないことはありません。
断言します。英作文は誰でも高得点が取れる分野です。
あなたは英作文の問題を見て嫌悪感を覚えていませんか?
「100単語も書かなきゃいけないのか、、、、」
「上手に書かなきゃいけないからめんどくさーい」
「何回やっても半分しか点数が入らないよ」
そんなことを思っている人は多いと思います。
ですが安心してください。この参考書には100文の英文がのっていて、それらを暗記するだけでも英作文が得意になります。いやいや、と思うかもしれません。ですが、本当なんです。
この参考書を勉強していた状態で英作文の問題に向かってみると、解き方が根本的に変わっていることに気づくと思います。解き方の指針があるからこそ自信をもって効率よく、短い時間で高得点をとることが可能です。
実際私も受験直前までに見ていた参考書はこのドラゴンイングリッシュで、本番の英作文では、悩むことなくノーストレスで解ききることができました。(あとから気づいたのですが、動詞形と名詞形を間違えてしまい、激萎えしたのを覚えています(^_^)/)
この本の薄さも勉強のモチベーションアップにつながります。分厚い参考書を目の前にして、勉強する気が失せてしまうのはみな同じでしょう。わずか100文という少なさもこの本の魅力です。洗練された文章をグングン吸収して、本番無双しちゃいましょう!
3Clues to Reading 英文和訳の徹底演習 竹岡広信著
店頭販売されていないのでメルカリなどを使って入手する必要があることをご容赦ください。
ここまで読んでくださった方の中にはこう思う人がいるかもしれません。
「また竹岡って人のやつかよ!!」と。
そうです。その通りです!!!
この方の出している参考書は秀逸なものばかりです。ほかの英語の参考書のなかには、専門用語だけ並べているもの、だからなんでそうなるんだよ、と腑に落ちないものがたくさんあります。
竹岡さんはもともと英語が嫌いでしたが、今では多くの東大生から英語の恩人とされているすごい方です。私はこの方の授業を直接受けたことはありませんが間接的に非常にお世話になりました。
私自身も曜日のスペルを半分も書けず、目的語や修飾句が入ってきただけで解読不能になる、などのレベルからここまで成長することができました。
それらは突き詰めていけば英語を「好き」だったからにほかなりません。好きになるには得意になるのが一番です。今回紹介した参考書が皆さんの「好き」のきっかけになればうれしいです。皆さんもきっとできます。応援しています。
話が大きくそれてしまって申し訳ございません。つい熱くなってしまいました(>_<)
Clues to reading は文の構造をつかむのに良い練習になる参考書です。しかしこれはレベルが高いもので、東大、京大をはじめとする旧帝大、慶応などの私立topの文章がバンバン出てきます。
ですので一通り英語の学習を終えて、力試しをしてみたい、さらに力を伸ばしたい、難関大を志望している、そんな人におすすめです。というか絶対やったほうがいいです。
私は正直この参考書をなめていました。「この俺なら、まあそつなくこなせるだろう。」そんな蛙(かわず)だった僕は数ページ解いただけで自分の立ち位置を理解しました。
「俺ってまだまだふつうなんだな」
と愕然としたことを覚えています。これを使っていなければ最後まで自分の力を過信し、本番泣くはめになっていたかもしれません。自分の伸びしろにいやでも気づかせてくれました。一通り習得したつもりでも実際文章で出てくると訳せなかったり、「この文法ってこういう形で文章中に出てくるの!?」と初めて問題で出てきて焦って復習し直したりと、まさに「良薬は口に苦し」な参考書です。
以上、私のお勧めする参考書を3つ紹介してきました。ですが、自分がこれがわかりやすい、と感じたものを使うことがいちばん大切です。なぜなら、「継続」が大事だからです。あなたの相棒となるような参考書に出会えることを心から願っております。